文化祭や体育祭を制服や学校指定のジャージで行うのも良いですが、オリジナルのクラスTシャツを別途作成してそれを着た上で参加するのもまた楽しいのでおすすめです。クラスTシャツは自分達で素材選びからデザインまで行うので、その分時間や手間がかかりますが苦労した分だけ完成品にも愛着がわきます。また普段と違う格好で学校内を歩いたり記念撮影をすることで、より深く思い出が記憶に刻まれるはずです。通常なら忘れてしまうことでも、そういった非日常的なことと合わせることで強烈な印象として残る可能性もあるでしょう。

とかく学生時代の思い出は残しにくい物ですが、Tシャツのような有形の物と絡めることでさらに多くの思い出を残すことができるかもしれません。他にもクラスTシャツは、普段は関わることの少ない生徒同士の距離も縮めてくれます。企画を進めていく上でどうしても話し合いが必要になりますし、デザインや費用面での意見のすり合わせも必要になります。そうして協力したり反発することで、クラスメイトとして関係を深めたり新たに友人関係を作ることも可能です。

また同じ衣装を身につけることで別のクラスとの差別化も図れますし、それによって仲間意識を高めることもできます。それまでいまひとつ団結力に欠けていたクラスでも、それをきっかけにして大きく変化することもあるでしょう。たかがTシャツですが、それを作ることによって、そうしたプラスの効果をあげることもできるわけです。